不起訴 とは
- 私選弁護士と国選弁護士の違いやメリット・デメリット
まず私選弁護人とは、本人や家族が私的に依頼した弁護人のことであり、個人の契約であるため、いつからでも弁護を依頼でき、自由に解任もできます。この点国選弁護人は、制度として設けられたものであり、登録された弁護人から国が選任していくこととなるため、本人などが選ぶことも解任することもできません。また、国選弁護人は制度とし...
- 前科を付けたくない場合~示談を成立させるには~
前科とは、刑事裁判を経て有罪判 決を得たことを指し、執行猶予判決や罰金刑などであっても前科となります。日本においては、刑事裁判での有罪率は99.9%以上にもなっていることから、前科を付けないためには起訴されない、つまり不起訴処分を得る必要があります。不起訴処分には、嫌疑なし、嫌疑不十分、起訴猶予の3種類があり、嫌...
- 暴行罪とは~刑期や傷害罪との違い~
暴行罪の暴行行為とは、相手に対する不法な有形力の行使とされており、簡単に言うのであれば、殴る蹴るといった相手に対する身体的な暴行を指します。傷害罪と異なる点としては、傷害罪は怪我などの傷害を負うことが要件となっているが、暴行は傷害に至らない程度のものに限定されていることが挙げられます。また、傷害罪では有形力に限定...
- 窃盗罪とは~ひったくりや万引きで逮捕された場合の対応~
窃盗罪とは、他人の占有下にある財物を奪うことを指します。占有が、財物の事実上の支配であることから、忘れ物や落し物は、人の占有下を離れているため窃盗罪には当たらず、占有離脱物横領罪という別に犯罪となります。また、詐欺は相手をだまし、相手の意思に基づいて財物を交付させるという点で、財物を奪う窃盗罪とは異なります。この...
- 痴漢・わいせつとは~痴漢で捕まってしまった場合どうなる?~
痴漢とは、公共の場や電車内などで他人の身体を触るなどの行為を指します。単に触るだけでなく、性器等を押し付ける行為や、身体を意図的に密着させる行為、服を脱がせる行為なども痴漢に該当する行為とされています。こうした痴漢行為は主に各都道府県が制定する迷惑防止条例違反として処罰されることとなりますが、刑法上の強制わいせつ...
- 逮捕されたらどうなる?逮捕の種類と釈放までの流れ
逮捕とは、刑事事件の被疑者(俗にいう容疑者)に逃亡や証拠隠滅の恐れがある場合になされる身柄拘束のことを指します。逮捕には現行犯逮捕と通常逮捕、緊急逮捕の3種類があります。 まず現行犯逮捕とは、罪を犯している最中やその直後の者を逮捕することを指し、これは警察官でない一般人であっても行うことができます。これに付随して...
- 傷害罪の種類と刑期について
傷害罪の傷害行為とは、「人の生理的機能を害する行為」とされており、簡単に言えば被害者を怪我させる行為のことを指します。傷害罪と似た犯罪として暴行罪が挙げられますが、暴行罪は殴る蹴るといった有形力の行使であることが要件とされていること、そして傷害に至らない、つまり怪我をさせないことが要件とされています。刑法上の傷害...
- 保釈請求とは~保釈の条件と流れ~
保釈とは、保釈保証金の納付を要件として、被告人勾留の執行を停止し、身柄を解放することをいいます。そもそもの勾留が、被疑者・被告人の逃亡や証拠隠滅を防止するための身柄拘束であり、この身柄拘束という人権制約の大きい方法を停止し、その代わりに保釈保証金の没収という心理的負担により勾留と同様の目的を達するための制度が保釈...
- 取調べとは~基本的な流れや注意点~
取調べとは、警察や検察などの捜査機関が、被疑者(俗にいう容疑者)や参考人(被害者や目撃者など被疑者以外の事件関係者)から話を聞くことをいい事情聴取などと呼ばれることもあります。取調べの流れとしては、警察などの捜査機関から出頭の要請がなされ、実際に出頭し、黙秘権や弁護人選任権の告知、取調官との実際のやりとり、供述調...
- 相続でトラブルになりやすい問題を弁護士に相談・依頼するメリット
相続トラブルには、様々なケースがあるとともに専門的な法的知識が必要とされるため、当事者間での話し合いで解決できることはそう多くありません。特に、相続は、人生の中でもそうそう発生するものではないため、各相続人が適切な取り分を巡って争う可能性も高いといえます。当事者間で解決できない場合には、代理人として弁護士に依頼し...
- 成年後見制度とは
■成年後見人制度とは?成年後見人制度とは、認知症、精神障害、知的障害等によって判断能力が不十分な人を保護するための制度です。第三者である「成年後見人」が、自分では適切に財産管理をすることができなくなった人に代わって、財産管理を行うこととなります。認知症等によって、家族や自分自身の判断能力が低下することは少なくない...
- 遺言書の種類と作成方法
自筆証書遺言とは、遺言者が手書きで作成し、自ら保管する形式の遺言です。遺言者が、遺言書において作成した相続財産の目録以外の全文、作成日付および氏名を自書し、これに押印することによって作成します(民法968条1項)。 ●要件自筆証書遺言が有効となる要件は、「遺言者が自筆で遺言書を作成すること」、「遺言者が作成した遺...
- 相続財産に借金がある場合~相続放棄と限定承認の違い~
■相続放棄とは?「相続放棄」とは、被相続人(亡くなられた方)の遺産や借金を相続する権利を放棄することをいい、被相続人の借金や負債が遺産の金額を上回る場合などに行われます。相続放棄を行った人は最初から相続人ではなかったものとして扱われ、それ以外の相続人により財産が分配されることになります。相続放棄をする場合は、単に...
- 相続放棄の期限や手続きの流れ
■相続放棄とは?「相続放棄」とは、被相続人(亡くなられた方)の遺産や借金を相続する権利を放棄することをいい、被相続人の借金や負債が遺産の金額を上回る場合などに行われます。相続放棄を行った人は最初から相続人ではなかったものとして扱われ、それ以外の相続人により財産が分配されることになります。もっとも、相続放棄には期限...
- 遺留分侵害額請求権(減殺請求)の行使~割合や期限について~
■遺留分侵害額請求とは?遺留分が侵害された場合、何もしなくても当然に侵害額分を得ることができるわけではなく、「遺留分侵害額請求」をしなければなりません。配偶者や子等は、特定の相続人が遺産のすべてを相続した等、遺留分を侵害された場合には、その侵害した相続人について遺留分侵害額請求(民法1046条1項)を行うことがで...
- 遺産分割協議書の作成と必要性
■遺産分割協議とは具体的にどのようにして相続財産を分配するかについては、相続人同士の話し合いを行って決定する必要があります。このような話し合いのことを遺産分割協議といいます。遺言がない場合でも、各相続人の相続割合は決まっています。そこで、その相続割合を前提として、どの財産を誰が相続するのかという点を協議にすること...
- 不動産・土地の相続|遺産分割の種類や不動産の評価方法
遺産分割とは、具体的な相続財産の分配のことをいい、遺産分割は相続人同士の話し合いを行って決定する必要があります。このような話し合いのことを遺産分割協議といいます。遺産分割協議は、相続人全員の合意により成立します。換言すれば、全員の合意を得ることができるのであればよく、その手段は特に決まっていません。住所が離れてい...
- 相続財産の調査方法と費用について
相続財産とは、被相続人が生前に有していた権利・義務の全てのことを指します。よって、相続財産の調査とは、相続財産として何がどこにあるのかを調査することをいいます。主な相続財産として、①不動産、②預貯金、③株や投資信託等の証券、④借金等が挙げられます。 まず、不動産については、家にある権利証や固定資産税の課税明細書、...
Knowledge当事務所が提供する基礎知識
-
保釈請求とは~保釈の...
保釈とは、保釈保証金の納付を要件として、被告人勾留の執行を停止し、身柄を解放することをいいます。そもそもの勾留 […]
-
相続登記(不動産の名...
■ 相続登記とは人が亡くなった時には、必ず相続が発生します。相続登記とは、被相続人(相続される人)が不動産を所 […]
-
恐喝罪とは?構成要件...
「ある日突然、恐喝事件で家族が逮捕された。」「恐喝の被害届を出された。」このような事態が生じたとき、どういった […]
-
家族が刑事事件で逮捕...
家族が逮捕されてしまった場合には、まずその連絡をした警察に、家族が逮捕されている警察署はどこの警察署なのか、そ […]
-
盗撮の示談金相場はい...
ご自身やご家族が盗撮事件に巻き込まれてしまった場合、おおよその示談金はいくらくらいであるのかについて、刑事事件 […]
-
家族が万引きで逮捕さ...
家族が万引きで逮捕されてしまった場合、どのように刑事手続きが流れていくのでしょうか。そして、ご家族はどのように […]
Keywordよく検索されるキーワード
Lawyer弁護士紹介
福井弁護士会(登録番号50544)河野 哲(こおの さとる)
官公庁及び上場企業での勤務経験があり、企業勤務時に使命感を抱き弁護士を志した異色の弁護士です。既成概念にとらわれない柔軟な発想と「弁護士はサービス業」というご依頼者様目線の業務を心掛けています。
経歴
- 京都大学水産学科、京都大学ロースクール卒。
- リクルート、京都市役所、日本輸送機(現三菱ロジスネクスト)などでの勤務を経て、2014年弁護士登録。
- 奈良県の法律事務所、福井県のさいわい法律事務所を経て、二の宮法律事務所設立。
Office事務所概要
事務所名 | 二の宮法律事務所 |
---|---|
代表弁護士 | 河野 哲(こおの さとる) |
所在地 | 〒910-0015 福井県福井市二の宮2-28-21セントラルヴィレッジ2階 |
電話番号/FAX番号 | 0776-65-3370/0776-65-2969 |
営業時間 | 9:00~17:00 ※事前予約で時間外対応可能 |
定休日 | 土・日・祝 ※事前予約で休日対応可能 |
初回相談料 | 30分無料 |
アクセス |
サン二の宮通りダイソー様東側交差点南東角。 1階にフィットネスクラブPOWER LINK様があるビルの2階です。(駐車場あり) |